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「アジアの人びと 生活の品々」(2025年7月12日~12月14日)
2025-06-27

  開催期間:2025年7月12日(土)~12月14日(日) 開催場所:濱田庄司記念益子参考館1号館展示室(栃木県芳賀郡益子町益子3388) ——————————————————————————– 今回の企画展示は、濱田庄司の収集品の中から生活の端々に潜む大切な品々に意識を戻し、私たちと近しいアジア圏の人びとの暮らしに寄り添っていた生活の道具を中心に展覧いたします。 濱田自身が陶器制作の表現者であることから、その収集を見ても東洋、アジアの収集といえば、「李朝」と呼ばれる李氏朝鮮時代(朝鮮王朝時代)の祭器や中国の宗、元、明時代の銘品から目を背けることは不可能でありました。また観る側も、しばしば希少な銘品の洗練された美と力強い表現に目を奪われることとなります。 しかし、彼の膨大な蒐集を改めて見ると、その大多数を占めるのは、暮らしの傍らにまるで空気のように存在する生活道具であり、その中にも濱田が等しく美を見出していることが確認できます。また、その物らは誠実な物の造りや技術もさることながら、大切に扱っていた使い手の存在がさらに物自体を良くしていることも感じられ、作り手と使い手が共に美しさを築き上げている様子も垣間見えます。 時代と共に失われた文化、産地も散見され、現在では貴重な資料となっているインド、インドネシア、タイ、台湾、中国、朝鮮の他、琉球、アイヌなど日本各地、人々の豊かな生活から溢れ出る美しさを宿す品々に、しばし眼を留めいただければ幸いです。 ———————————————————————————————— 入館料 大人 1000円(900円) 中高生 500円(400円) 障がい者とその介護者1名800円 年間パスポート2500円(購入日より一年間有効。記名本人のみ) *カッコ内は、団体(20名以上)料金 *小学生以下は無料 アクセス ●公共交通機関をお使いの場合 ・東北新幹線/東北本線(宇都宮線) 宇都宮駅下車 →関東自動車路線バス「益子駅前」行き50分→「益子参考館入口」下車 徒歩5分 ・東北新幹線/東北本線(宇都宮線)小山駅→水戸線下館駅→真岡鐵道益子駅 →益子駅より徒歩40分/タクシー10分 ・秋葉原駅→茨城交通 関東やきものライナー(笠間駅経由)→陶芸メッセ入口下車 徒歩20分 ●お車をお使いの場合 ・東北自動車道 都賀JCT→北関東自動車道 真岡IC→益子(真岡出口より25分) ・常磐自動車道 友部JCT→北関東自動車道 桜川筑西IC→益子(桜川筑西出口より30分) ———————————————————————————— お問合せ 濱田庄司記念益子参考館(栃木県芳賀郡益子町益子3388) TEL:0285-72-5300 https://mashiko-sankokan.net/

益子祇園祭(2025年7月23日~7月25日)
2025-06-16

    祇園祭は1705年(宝永2)頃疫病が流行し、人々は生命を失い、作物は害虫にあい、天王信仰により祭りを行い、怨霊や疫病を鎮めたことに始まります。また、祭りを通し豊作や幸福を祈りました。鹿島神社境内末社の八坂神社の祭礼で昔は天王祭と呼ばれていました。現在では、氏子地区5町会(新町・田町・道祖土・城内・内町)が毎年当番制で行います。 23日の出御祭と25日の還御祭の際には、神社より神輿の渡御が行われ、 24日の当番引継の儀式では、江戸時代から伝わる町指定の民俗文化財「御神酒頂戴式」が当番町の当屋で行われます。羽織袴の男衆は猛暑の中、顔を真っ赤にしながら大杯の熱爛を飲み干し、五穀豊穣、無病息災を祈ります。 また、25日の祭のフィナーレでは、「御上覧」と呼ばれる屋台の神前奉納の儀が行われます。期間中、神輿や山車が町内を練り歩きます。 ——————- 期間:2025年7月23日(水)~7月25日(金) ——————- 〇期間〇 2024年7月23日(火)~7月25日(木) 【毎年同期間開催】 ●7月23日  出御祭・山車・屋台運行 ●7月24日  13時~ 御神酒頂戴式(益子駅舎2階多目的ホール) ●7月25日  22時~ 還御祭・御上覧(鹿島神社前) 場所:鹿島神社前[栃木県芳賀郡益子町益子1685-1] 〇場所〇 益子町内   〇問い合わせ〇 ・祭事のこと    鹿島神社 TEL:0285-72-6221 ・祭事以外のこと    益子町観光協会 TEL:0285-70-1120

令和7(2025)年度 栃木県産業技術センター 窯業技術支援センター体験型短期研修
2025-06-05

別紙受講申込書(PDFデータ) —————————————————————————————– 窯業技術支援センターでは、窯業に関心のある方を対象に、ロクロ技術や窯業業界の現状などを学ぶ、1日体験研修を行います。 後継者育成事業の伝習生・研究生に関心のある方、将来、製陶業に従事したい方など、奮ってご参加ください。 1 日 時 令和7(2025)年8月22日(金) 9:45~15:00(昼休憩:12:00~13:00) 2 場 所 窯業技術支援センター とちぎの器交流館 (益子町益子695) 3 内 容 ・オリエンテーション:センター概要等説明   (15分程度) ・業界の現状説明、意見交換、施設見学         (1時間程度) ・釉薬調合体験:自動乳鉢を用いた二成分調合、釉掛け  (1時間程度) ・ロクロ成形体験:土練り、基本的な器成形       (2時間程度) ・個別相談(15:00~ 順次実施) ※希望者 4 定員・料金 定員:8名  料金:無料 ※応募者の年齢は概ね18歳以上であること。 定員を超える申込みがあった場合は抽選で受講者を決定します。 応募者には7月中を目途に結果を連絡します。 5 申込締切 令和7(2025)年7月22日(火) ※10月に同様の研修を実施します。募集は改めて行います。 ・実施日(2回)令和7(2025)年10月24日(金) 令和7(2025)年10月26日(日) 6 申込方法 Microsoft Forms(https://forms.office.com/r/bMNjhdQtFP)を利用されるか、別紙受講申込書(PDFデータ)によりメール、FAX、郵送または持参でお申し込みください。 7 申込先・問合せ先 栃木県産業技術センター窯業技術支援センター 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子695 TEL 0285-72-5221 FAX 0285-72-7590 メール yougyou-gc@pref.tochigi.lg.jp 

手筒花火(2025年7月19日開催)
2025-05-19

  2025年7月19日(土)、益子観光南側駐車場において、「手筒花火」が開催されます。 「手筒花火」は直径20センチメートル、長さ80センチメートルの筒に火薬を詰め、勇壮な掛け声とともに点火、花火を垂直に持ち上げると空に向かい火炎を吹き上げ、火の粉は約8mにも達します。熱い思いが光る「手筒花火」は、陶芸の町に相応しい炎の祭典です。 —————————————————————————- 開催日:2025年7月19日(土)午後6時45分~ ※雨天決行ただし、荒天(雷雨・強風)や管轄庁の指導等により、中止となる場合があります。 場所:益子観光南駐車場(栃木県芳賀郡益子町益子4978-3) <タイムスケジュール> 開幕挨拶・祝辞:午後6時45分~ 演目内容 ①天神疾風の会(和太鼓演奏):午後6時55分~午後7時25分 ②五人衆(和太鼓・舞踊・唄):午後7時30分~午後7時55分 ③手筒花火:午後8時~午後9時 ※開始時間等はあくまで目安となります。当日の状況等により、時間が前後する場合があります。 ※打揚げ会場内には、トイレがありません。城内坂の公衆トイレ(町営)をご利用ください。 ※会場内飲食物、アルコールの販売があります。飲食物、アルコールの持ち込み可。ゴミのお持ち帰りにご協力をお願いいたします。 ≪ 交通アクセス ≫ 〇お車でお越しの方 駐車場:町営駐車場(「陶芸の丘西第1・2駐車場」「陶芸の丘東駐車場」「陶芸の丘北駐車場」) GoogleMapで場所を見る > 〇電車でお越しの方 真岡鐵道益子駅より徒歩23分 〇バスでお越しの方 関東自動車バス「益子陶芸美術館入口」「道祖土上停留所」より徒歩3~4分 ——————————————————————- ≪ 観覧席についてのご注意事項 ≫ 今年から前方に有料観覧席を新設し、迫力ある花火をゆったりとご覧いただけます。 ご予約・詳細はPeatix(ピーテックス)から https://shimotsuketedutsu.peatix.com/   【下野手筒会について】 手筒花火は、徳川家康の生誕の地、三河国、吉田神社が発祥の地とされています。家康の保護の下、戦国時代から現在まで、脈々と伝えられてきた伝統文化です。 下野手筒会は、この手筒花火を、家康が眠る下野の地に伝える為と奉納するために、有志が集まり、平成17年(2005年)に益子にて結成しました。 「手筒花火」は、直径20センチメートル、長さ80センチメートルの手筒花火を寝かせた状態で点火し、両手でゆるやかに垂直に持ち上げると、空に向かい火炎を吹き上げ、火の粉は約8メートルにも達します。 「手筒花火」は、毎年「益子祇園祭」の初日、7月23日に披露されておりましたが、昨年から7月23日の前の土曜日に開催することとなり、2025年は7月19日(土)に開催します。 … 続きを読む

加守田章二と益子の焼締陶
2025-05-08

江戸時代末期に始まった益子焼は、施釉陶器の歴史が築かれてきました。加守田章二は1958年、益子の塚本製陶所の研究生となり、翌年独立します。1966年には半倒炎式角窯を築き、炻器、曲線彫文、彩陶と、土のテクスチャーを生かした新しいスタイルの作品を次々と発表していきました。こうした加守田作品に傾倒し、施釉を行わない土肌を見せる作風が益子で一世を風靡します。本展では一ジャンルとして形成された、加守田章二に連なる益子の焼締陶を紹介します。 ————————————————- 開催期間:2025年4月20日(日)~7月13日(日) 休館日:月曜(ただし5月5日(月・祝)を除く)、5月7日(水) 開館時間:9:30-17:00(入館は閉館30分前まで) 入館料    大人600円(550円)、小中学生300円(250円) *( )内は20名以上の団体 / 65歳以上は300円(要証明) *栃木県民の日【6月15日(日)】はすべての方が入館無料となります。 ————————————————- 同時開催の企画展示 スポットライト ロンドン ヴァンガードコートの仲間たち 場所:益子陶芸美術館2階展示室 ————————————————– お問い合わせ 益子陶芸美術館 TEL:0285-72-7555 / FAX:0285-72-7600 休館:月曜日(祝日の場合は翌日) ●開館時間【9:30~17:00】(入館は16:30まで) ●ホームページを見る